何かを伝えるってむずかしい・・・と、いつも思う。
言葉が多すぎて伝わらなかったり、
逆に言葉が少なすぎて伝わらなかったり。
うまく伝えられずに苦しい思いも、悲しい思いも、
悔しい思いもしたという人はたくさんいるはず。
それで口を閉ざしたことも、あるかもしれない。
世の中には言葉に達者な人はたくさんいて、
そういう人に出会うたび、私は羨ましくなる。
頭の回転も早いんだろうな~と。
私はどちらかと言うと、うまく言葉が出てこないから、
そういう人を前にすると圧倒されてしまう。
一度頭の中で整理してから話したいのだけれど、
考えているうちにタイミングを逃したり、
早く言おうとするとあべこべになったり。
結局それでまた焦って余計に訳わかんなくなったり。
頑張れば頑張るほど声が震えて、顔が真っ赤になって。
声帯がどんだけ弱いんだと、
小学生の頃から思っているほどだ。
でも結局は・・・
こう言ったら相手はどう捉えるだろうか、
どう言えば相手に伝わるだろうか、
どんな顔をして、どんな口調で、
またはどんな文章で・・・
と想像する力
なのかな。
人によって捉え方は様々だけれど、
何事に対しても、こうしたらどうなるか・・・
と想像するのが大事なように、
何かを伝えるときにもやはり、
そういうステップは必要なんだろうと思う。
そう言われて、自分だったら嬉しいか嬉しくないか、
納得がいくかいかないか、
自分でも考えてみようと思えるか思えないか、
というふうに、いろいろと心に響くか、響かないか。
どんなに大事なことを言っていても、
口調が違えば相手に与える印象もガラリと変わってしまうもの。
だから、想像力を日々養っておきたいと思う。
喜怒哀楽、すべての感情を受け入れて、
感性豊かな人でありたいと思う。
そうして、下手でも相手の心に何かを残せるように、
伝える力を上げていきたいと思う。
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