2010年11月12日金曜日

福島記・第二弾


福島紀行、第二弾。稲穂揺れる景色です。

一日24時間というのは全世界共通であって、今も地球上で刻々と時は刻まれています。
でもそんな時間も、その人その人の心の持ちようや、今いる状況・環境など、
色んなことが影響して、早く感じたり遅く感じたりするものですよね。

私の場合、さいたまにいるとあっという間に時間は経ち、
あ~今日も終わってしまった~と嘆くことが多いのですが、
なぜか福島に行くと時間がゆったりと過ぎていくように感じます。
きっと、さいたまにはない雄大な山・自然がそう感じさせてくれているのかもしれません。

その雄大な山に囲まれる中に、私の滞在する古民家はあります。
空は広く高く、とんびが悠々とその空を飛んでいます。
聞こえるものは風の音、鳥の鳴き声、
そしてたまに、近くの広場でゲートボールに興じるじいさんばあさんのキャーキャー言う声、
朝は7時から流れる町内放送(田舎の朝は早いんです・・・)。
(そうそう、町内放送といえばまたいくつか逸話があるんです。またの機会に・・・。)

いわき市に近いということもあり、
山の中ではあってもおいしい魚介類が手に入ります。
あ、ちなみに小野町というところです。小野小町の町。絶世の美女の町♪

で、さんまを焼きました。父が。焼いてくれました。
(プライバシー保護のため縮小写真で失礼。)

ちょっと炎上中。脂ののったおいしいさんまだったからね。とフォローしておきます。
いやでも本当においしいんです。七輪で焼くと、あの炭の香ばしさがたまりません。
そして土間でも・・・


こちらはまだ焼けていなくてあまり食欲をそそらない写真ですね・・・。
焼けると食べる仕事が忙しくて写真を撮る暇ないし。食いしん坊万歳。

お汁粉も七輪で作りました。
お餅は、この日とある野菜直売所で売られていたもので、
まだつきたてで柔かく、のびるのび~るお餅。
最高においしかったです。

今年父が初めて小豆を栽培。
甘さは控えめですが、ほくほくした粒の大きい小豆ができました。
また来年もよろしく。


こちらは食用菊。
裏に住む、ご近所の名物ばあちゃんが分けてくれた菊がたくさん花をつけ、
「もう採って早く食べないと~」とそのばあちゃんに言われて慌てて畑から採ってきたものの、
さてどうやって食べようか・・・と無知な私はとりあえず茹でて、
おひたしにでもしようと思ったのですが、
もう食べごろを過ぎてしまったようで、おいしく作ることができませんでした。
来年はおいしく食べられるように勉強せねば。

とまぁこんな風に結局食べ物の話になってしまいましたが、
福島に来るとこうしてのんびり食事を作ったり食べたりできて、
本当に嬉しい限りなんです。
さいたまで七輪・・・まぁ煙がひどくて苦情殺到ですよね。
なんとまぁ世知辛い世の中よ。
みんなでじっくりと七輪囲もうよ。

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