2012年3月19日月曜日

伝える力と想像力

何かを伝えるってむずかしい・・・と、いつも思う。

言葉が多すぎて伝わらなかったり、
逆に言葉が少なすぎて伝わらなかったり。


うまく伝えられずに苦しい思いも、悲しい思いも、
悔しい思いもしたという人はたくさんいるはず。
それで口を閉ざしたことも、あるかもしれない。


世の中には言葉に達者な人はたくさんいて、
そういう人に出会うたび、私は羨ましくなる。

頭の回転も早いんだろうな~と。

私はどちらかと言うと、うまく言葉が出てこないから、
そういう人を前にすると圧倒されてしまう。

一度頭の中で整理してから話したいのだけれど、
考えているうちにタイミングを逃したり、
早く言おうとするとあべこべになったり。
結局それでまた焦って余計に訳わかんなくなったり。

頑張れば頑張るほど声が震えて、顔が真っ赤になって。
声帯がどんだけ弱いんだと、
小学生の頃から思っているほどだ。


でも結局は・・・

こう言ったら相手はどう捉えるだろうか、
どう言えば相手に伝わるだろうか、
どんな顔をして、どんな口調で、
またはどんな文章で・・・
と想像する力

なのかな。


人によって捉え方は様々だけれど、
何事に対しても、こうしたらどうなるか・・・
と想像するのが大事なように、
何かを伝えるときにもやはり、
そういうステップは必要なんだろうと思う。

そう言われて、自分だったら嬉しいか嬉しくないか、
納得がいくかいかないか、
自分でも考えてみようと思えるか思えないか、
というふうに、いろいろと心に響くか、響かないか。

どんなに大事なことを言っていても、
口調が違えば相手に与える印象もガラリと変わってしまうもの。


だから、想像力を日々養っておきたいと思う。
喜怒哀楽、すべての感情を受け入れて、
感性豊かな人でありたいと思う。

そうして、下手でも相手の心に何かを残せるように、
伝える力を上げていきたいと思う。
















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